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機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス


機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス
機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス
バンダイビジュアル
price : ¥13,986
release : 2007/12/21

【商品詳細】

1980年代初頭、日本中をガンダム・ブームで包み込んだ『機動戦士ガンダム』ファーストの劇場版3部作をDVD・BOX化。嬉しいのは、今回は音声がオリジナル版であること。既発売のものがオリジナルとは大いに異なるアレンジ演出のなされた音声リニューアル版だったために、多くのファンの間で物議を醸していただけに、今度こそDVDの決定版として歓迎したい。地球とジオン公国との1年戦争に否応なく巻き込まれる若者たち。その中でニュータイプとして覚醒していく主人公アムロ(古谷徹)の繊細な心理が過酷な戦闘と共に綴られ、観る者を熱く感情移入させてくれる。TVシリーズの総集編という枠を超えて、秀逸な再編集と新カットの挿入、第3作『めぐりあい宇宙(そら)』に至っては75パーセント作画を新たに描き起こしているだけあって、そのクオリティもさらに高まっている。今なお続くガンダム・シリーズの原点、未見の方はこの機会にぜひ!(増當竜也)

「感じることの出来るひと」に問いかける。

ボックスアートで描かれてれているのは「めぐりあい宇宙」の一場面、光る宇宙。今見れば作画も荒い。では何故この話は強烈な印象を残したのか?ララァとアムロの出会い。友情ではなく恋ですらない。戦いの中でお互いを「わかりあえた」関係だったのではないか。あの生活から救ってくれたシャアの為に戦うというララァ。守るべきものもないと詰られるアムロ。アムロ自身にさえ何故こうまで戦えたのかという理由もわからなかった。

それを、おそらくは同じ力を示すことの出来るひととの出会いの中で、戦いの中で解ってしまった。

ミライはそれをいけないと感じた。シャアは敵と戯れるなと割り込む。セイラは兄を止めようとした刹那、ララァにいけないと云われる。ニュータイプの在り方は何であるのか? この戦場に居合せた「感じることの出来るひと」に問いかける。

 それを見た私たちはたかがアニメに何かを感じたのだ。

しかし、それは現在のガンダムにおいては忘れられてしまっているように思う。機動戦士ガンダムという作品が垣間見せた来るべき明日。宇宙に漂う二人が見たのは幻か。あまりに現実的で非現実的な光景でもあった。ふたりは「時」を見たのか!
未来の悲しい姿。家族の絆。たとえ舞台は宇宙であろうとも人が便利に変わる訳ではなく絶えず争い、悩みながら進歩していく。触れ合えた二人の秘密。シャアには我慢できる道理ではない。

 光る宇宙は始まりであると思う。ギアスやエヴァ新劇場版、人とひととの出会いと繋がりを描く平成の作品群。絵適には隔世の感がある。ただ昭和に町場のプロダクションで作られたこのガンダム「光る宇宙」の功績はけして小さなものではないと思う。

だがガンダムのドラマは青春群像劇だと思う。ニュータイプとは物語の核心部分を下支えした、と見る者は少なくない。


 

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